この記事は平成28年1月8日(金)に作成したものです。今現在、「プチブリーダー始めませんか?」の掲載は、該当ペットショップのホームページがリニューアルをして掲載がありません。しかしながら、「このような事をしていたという事実をお知らせする」ために掲載を続けます。

ペットショップの悪行 その2 プチブリーダーを育成、それって何?

「プチブリーダー始めませんか? それって何?」 と非常にびっくりし、疑問を持ちました。記事にしたので、ぜひ、読んでください。
 

ペット業界は、今現在、飼育頭数を増やそうと躍起。なぜなら、今飼育されている犬たちは約1,000万頭。その約半分は、平均年齢「約7歳」。数年後には寿命が来てしまいます。このままいくと、単純に数年後には飼育頭数は半分に減ってしまうというわけです。

ペット関連産業は、飼育頭数に依存しています。飼育頭数が多ければ、ペット用物品は多く売れる、少なければ売れないという風に捉えています。なので、必死になって飼育頭数を増やそうとしています。

大手、チェーン店のようなペットショップは自前で繁殖はしないで、オークションから仕入れてきます。オークションからの仕入れでは足りず、ブリーダー募集と称して、自ら自前の仕入れルートを切り開こうとしています。

どのペットショップもホームページに「ブリーダー募集」「出店先店舗募集」と掲載されています。このあたりに、飼育頭数を増やすのが最大の使命という動きが見て取れます。

プチブリーダー大募集 お父さん犬・お母さん犬を無料で

その中で、驚くべきペットショップを発見!「プチブリーダー募集! お父さん犬・お母さん犬を無料で!」だとさ。

プチブリーダーって何?

「プチブリーダー」の意味がわからないけれど、「にわかブリーダー」あるいは「小規模ブリーダー」って意味なのだろうか?

子犬子猫の繁殖販売は「第1種動物取扱業」

まずはじめに、犬猫を繁殖させ販売し、商売する人や会社を「第1種動物取扱業」と言います。

第一種動物取扱業の義務第1種動物取扱業は、「登録義務」があります。
第一種動物取扱業の義務事業所毎に基準を満たしている「動物取扱責任者」を置かないといけないのです。
第一種動物取扱業の義務それ以外に「犬猫等健康安全計画」の提出、「飼養する犬及び猫の個体ごとに帳簿」の作成、「所有状況の報告」の提出の義務があります。
第一種動物取扱業の義務「獣医師との連携」なども法律で規定されています。
第一種動物取扱業の義務それと「飼養施設や環境、飼養管理や維持」などが厳しく規定されています。
第一種動物取扱業の義務一番大事なのは、「繁殖ができなくなった時、生涯飼養をするよう義務」があることです。

プチブリーダーとやらは、ちゃんとやれるのだろうか? 

このペットショップは、登録はないがしろにして、単純にお父さん犬とお母さん犬を渡し、飼養させ、子犬が産まれたら、安値で買い取る魂胆なのだろうか?

その時、買い取られなかった子犬がいたら、どうするのだろう? プチブリーダーにその責任を押し付けるのだろうか?

犬の遺伝子疾患は専門検査機関でも100%つかみきれない事実

もうひとつ重要な話、繁殖の話があります。犬の繁殖は素人が絶対にやるものではない! 無知な素人には絶対に無理!

日本中は犬の遺伝子疾患が蔓延しています。それは、無能・無知のブリーダーたちが20年以上に渡り、金儲けだけを目的に交配を続けたために起きています。

犬が遺伝子疾患の遺伝子を保有しているかどうかを専門会社で検査、その結果から遺伝子疾患を避ける交配なんて、扱いが難しすぎて、ど素人にできるわけがない。

検査専門会社だって、その複雑さに193の疾患の内50位しか検査方法が確立していないのですよ。(しっぽの引用)

プチブリーダーは、感染症や遺伝子疾患の難しい知識を体得して、繁殖できるのだろうか? プチは?

子犬子猫繁殖の「闇の小遣い稼ぎ」にだまされるな

話をまとめますと、ペットショップは飼育頭数を増やそうと、陰で法律違反あるいは違反ぎりぎりのところで、動愛法などわからぬ消費者を巻き込んで、詐欺まがいな方法で子犬子猫を繁殖させ、集めようとしている。

実際、ど素人がこづかい稼ぎで始めて、崩壊してしまい、犬たちがレスキューされた話があるんですよ。

最初は父犬母犬の1ペアだったのが、欲に目がくらみ、頭数を増やし管理ができず、近親相姦でどんどん増えて、崩壊。その時、繁殖の話を持ってきた人間は「とんずら」してしまいましたよ。

「闇の実態」~パピーミル化した小遣い稼ぎ

今後、ペットショップによる表に出ない「闇の繁殖あっせん・子犬子猫集め」が横行するのはまちがいないでしょう。いや、もうすでにあちこちで起きているのかもしれない。

ちなみに、登録をしないで、第一種動物取扱業をしたら、つまり繁殖して子犬子猫を売ったら、100万円以下の罰金です。また、法律の内容を満たさないで不正に登録をした場合も同じく100万円以下の罰金です。よく、覚えておいてください。

どこまでも「でたらめ商売」を続けるペットショップ。いつまで悪行を続けるのですか?? モラルもへったくれもない、このようなペットショップはいらない!

その時、その陰で犠牲になるのは、「繁殖犬や繁殖猫。そして殺処分される犬猫たち。」 

注意喚起!

このようなプチブリーダーの話には絶対に乗らないように!

犬は「習性」「感情」「命」のある動物です。金欲しさに繁殖の道具にするのは完全にまちがっています。それに経費倒れ、お世話や管理にかなりの手間暇がかかり、全く割の合わない儲からない商売です。小遣い稼ぎにはなりません! 十分に注意してください!

作成日:平成28年1月8日(金)