飼い主の身勝手理由は解決できる

飼い犬や飼い猫には「命」「感情」「習性」があります。人間の都合で、命あるものをすてる、保健所に持ち込むのは「殺す」ことと同じ行為です。十分に自覚をして、対処してください。「もし自分がそうされたら」想像することができるでしょう。

ページ(2)の目次

6) 高齢になったペットの介護が負担に;
7) 病気で世話ができなくなった;
8) 飼い主が亡くなった;
9) 子どもが生まれたので世話をする時間がなくなった;
10) 引っ越しで飼えなくなった;
11) 仕事が忙しくなった;
12) 飼い犬を捨てる/不注意で迷子にした;
まとめ;

6)高齢になったペットの介護が負担に

高齢になったペットの介護が重い負担に6) 高齢になったペットの介護が負担に;

老犬の介護も人間の介護と変わらないです。大変さは同じです。このような飼い主は、自分が介護される身になった時に、家族から同じ目にあわされます。覚えておくこと。

老犬介護の場合、2段階に分かれます。初期段階は、意識がしっかりしていて体が自由に動かせないレベルのもの。その次の段階は、人間もそうですが、認知症を患ってなおかつ体が自由に動かせないレベルのもの。

とりあえず、やるしかないのです。家族で力を合わせて後悔しないように介護しましょう。介護も永遠には続きません。必ず、終わりが来ます。

★解決策;
獣医さんが書いた老犬介護の本などがあります。「老犬介護」で検索するといろいろなサイトやブログもみつけられます。ぜひ読んで参考にしてみてください。

同じ悩み、介護のしかたの工夫など、得るものが大きいと思います。そして、一人で抱え込まずに「老犬介護のシッター」さんに頼る、「老犬ホーム」の一時預かりをしてくれるところに頼るなど、いろいろと策をめぐらしてください。

もし、ガンや重病で苦しんでいるとしたら、獣医さんと「安楽死」について相談をしてください。人間と同じで、ガンはかなり痛いはずです。苦しく辛いはずです。声に出して訴えることもできず、飼い主に心配をかけまいと、必死で堪えている場合がほとんどです。その点も考慮にいれてください。

7)病気で世話ができなくなった 

病気で世話ができなくなった7) 病気で世話ができなくなった;

飼い主本人も予期せぬことで、自分のことで精一杯になるでしょう。しかしながら、もし世話をする相手が自分の人間の子供だったら、施設に預けますか?必死になって子供のために病気を治そうとするのではないでしょうか?もし不治の病だったら、自分の子が幸せになるにはどうしたらよいかを必至で考えるのではないでしょうか?

どうぞ、同じことを飼い犬にもしてください。簡単に世話ができないとあきらめないでください。飼い犬は病気のあなたのことを心の底から心配しています。それを忘れないでください。

★解決策;
1)入院してしまうのであれば、一時的なものとして信用できる人に食事と散歩を頼みましょう。信用できる人がいなければ、ペットシッターさんに頼みましょう。

2)もし、どうしても終生飼育が不可能となった場合は、里親を探しましょう。絶対にすててはいけません。改正動物愛護法(H24.09成立、H25.09.01施行)のもと、各地方自治には、「動物愛護推進委員」が配置されています。飼い主からの求めに応じて、犬、ねこの譲渡に対する支援や情報提供を行います。地方自治体に電話をして、紹介してもらい、解決策を相談してください。
電話はこちらから。地方自治体の動物愛護管理行政担当組織一覧

8)飼い主が亡くなった

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飼い主が亡くなったからと保健所やセンターに持ち込むことは、飼い犬に対して、飼い主と一緒に死になさいと言っていることと同じです。

★解決策;
1)飼い主を亡くした犬は、法的に相続人の所有となります。親族や後見人が終生面倒を見る必要があります。

2)もし、親族や後見人が面倒をみることができない場合、亡くなった飼い主の住んでいた町の町内会町さんとか隣組長などに事情を話して、新しい飼い主さんをみつけるよう協力してもらってください。

なぜなら、散歩の犬友がいるからです。犬友は少なからず、理解を示してくれて、新しい飼い主さんを探してくれます。他人事ではないからです。自分が知っている犬が殺処分されると聞いて、黙っている人はいないはずです。

3)もし、みつからなかった場合は、改正動物愛護法(H24.09成立、H25.09.01施行)のもと、各地方自治には、「動物愛護推進委員」が配置されています。飼い主からの求めに応じて、犬、ねこの譲渡に対する支援や情報提供を行います。地方自治体に電話をして、紹介してもらい、解決策を相談してください。
電話はこちらから。地方自治体の動物愛護管理行政担当組織一覧

9)子どもが生まれたので世話をする時間がなくなった

子どもが産まれたので世話をする時間がなくなった9) 子どもが生まれたので世話をする時間がなくなった;

初めて子育てをするお母さんは、本当に大変だと思います。真面目な人ほど、完璧に赤ちゃんと飼い犬の世話をしようと思っているのではないでしょうか?その大変さは本人しかわからないと思います。赤ちゃんにもそれぞれ、個性や体調がありますから。

ただひとつ言えることは、新生児には犬や猫と暮らすことは、免疫力の強化、情操(感情よりももっと高度なレベルの感情)の発達、一緒に暮らすことでしか得られない幸せを得ることができます。

赤ちゃんの頃から一緒に暮らせば、人間と犬の垣根を越え、仲の良い家族になれます。むしろ、将来的にいろいろな面で役にたつことがたくさん出てきます。赤ちゃんにとり、このようなチャンスはなかなかないですよ。

★解決策;
この世の中には、すでに飼い犬を飼っていて、初めて赤ちゃんを授かり、赤ちゃんを育て、飼い犬も同時に世話をしている人たちがたくさんいます。そして、同じ悩みを持つ人が質問をしていて、それに対し回答しています。きっと、ヒントを得られると思います。ぜひ、参考にしてみてください。

OK Wave 「赤ちゃんができて、犬の世話ができない」 回答7件

10)引っ越しで飼えなくなった 

引っ越しで飼えなくなった10) 引っ越しで飼えなくなった;

引っ越しの予定がある場合、引っ越し先は「犬を飼える環境であるところ」に決めてください。飼い犬には引っ越しという意味は理解できません。飼い主と離れ離れになることは、心臓に矢が突き刺さるような辛さ、苦しさ、悲しみがあります。簡単にあきらめないでください。

★解決策;
1)探せば絶対にあります。スマホやパソコン等を使い、引っ越し先の地方自治の相談室など、ありとあらゆる方法で探してください。

2)もし、どうしても駄目な場合は、里親を探しましょう。絶対にすててはいけません。改正動物愛護法(H24.09成立、H25.09.01施行)のもと、各地方自治には、「動物愛護推進委員」が配置されています。飼い主からの求めに応じて、犬、ねこの譲渡に対する支援や情報提供を行います。地方自治体に電話をして、紹介してもらい、解決策を相談してください。
電話はこちらから。地方自治体の動物愛護管理行政担当組織一覧

11)仕事が忙しくなった 

仕事が忙しくなった11) 仕事が忙しくなった;

仕事での拘束時間が長くなり、家にほとんど帰れない状態で、家にいる飼い犬の世話ができないということでしょう。犬は群で暮らす本能があります。ひとりぽっちでは精神状態もおかしくなるし、生きている毎日が地獄です。寂しくて、辛くて、悲しくて問題行動を引き起こしかねません。

★解決策;
1)もう一度、どうにか家にいる時間を作れないかどうか検討してみてください。泊りの出張などが連日続くという場合、ペットシッターに預けるなど考えてください。
もし、それも叶わない場合は、新しい飼い主をみつけてください。新しい飼い主をみつけて、その飼い主の元で幸せに暮らしてもらうようにしてください。

2)もし、自力で探すことができない場合は、里親を探しましょう。絶対にすててはいけません。改正動物愛護法(H24.09成立、H25.09.01施行)のもと、各地方自治には、「動物愛護推進委員」が配置されています。飼い主からの求めに応じて、犬、ねこの譲渡に対する支援や情報提供を行います。地方自治体に電話をして、紹介してもらい、解決策を相談してください。
電話はこちらから。地方自治体の動物愛護管理行政担当組織一覧

12)飼い犬をすてる/不注意で迷子にした 

すて犬12) 飼い犬をすてる/不注意で迷子にした;

日本の法律で、飼い犬は登録が義務づけられています。そして、毎年狂犬病予防接種をさせる義務も背負っています。野生の犬は存在しませんから、犬がうろうろしていれば、すてられた犬か迷子の犬だということです。

意図的にすてる行為は、動物愛護法違反になり、罰金100万円です。安易に飼い犬をすてないでください。虐待は罰金200万円です。

小型犬の飼い犬などはすてられても、自力で食べることはできません。野生で生きてきたわけではないのですから、ほとんどは餓死してしまうでしょう。

運よく生き残り、繁殖をすれば、野犬が増えることになります。怪我や皮膚病など、人間に感染するような病気にかかる危険性も高くなります。

★解決策;
1)迷子にしたら、写真を持って、近隣の警察、保健所を数カ所ずつ回りましょう。なぜなら、犬がどのくらい移動するかわからないからです。1か所だけでなく、何カ所にも連絡をいれておくのが得策です。手遅れにになると収容されて、殺処分になってしまいます。

2)すてた飼い主はせいせいするでしょうが、犬たちの身体的、精神的ダメージは相当なものです。収容されれば、殺処分されます。すてるということは「殺す」と同じです。すてた犬が野犬化して、他の人間に迷惑をかけることになれば、2重の犯罪を犯すと同じことです。自覚するべきです。すてる前にもう一度考えてみてください。

まとめ

まとめ

飼い主として、愛犬をかわいがり、慈しみ、お世話して、本当に幸せな飼い犬もたくさんいます。それは本当に心暖かくなることです。しかしながら、身勝手な理由ですてる、保健所に持ち込む飼い主がいることも事実です。

完全に自覚と責任が足りません。「命」であることをもう一度見つめなおしてほしいです。

ページ(1)はこちらから。「飼い主の身勝手理由」を解決させるヒント集・命を預かる責任がある(1)

更新:平成29年4月8日 加筆・修正しました。
作成:平成27年6月20日

 

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