病気になっても最期まで面倒をみること!

飼い犬が病気になっても最後まで面倒をみてください!最後の最後まで面倒をみる!それが飼い主としての責任です!

もしあなたの飼い犬が病気になったとしても、絶対にすてたり、保健所に持ち込んだりしてはいけません。 

犬たちは自分で声に出して訴えたり、自分自身をどうにかできません。飼い主の気持ちひとつでどうにでもなってしまいます。

自分が病気になったらと考えてください。痛い時、つらい時、怖くなった時、放り投げだされたらどう思いますか?

飼い犬だって同じです。人間と同じ感情を持っている生き物です。最期の最後までお世話をお願いします!

遺伝子疾患の蔓延の理由

本題に移ります。今の日本にいるペット(特に犬)はほとんど遺伝子疾患※を持っていると言っても言い過ぎではありません。それだけ、蔓延しています。蔓延しすぎて、当たり前になっています。その理由を説明します。

※遺伝子の異常が原因で起きる病気のこと。

1989年に、最初にペット流通にオークション(競り)が導入され、日本全国に子犬・子猫の「生体の大量供給が可能」となり、大量販売ができるようになりました。
大量販売が推し進められれば進められるほど、「大量供給」が益々必要となるわけです。

子犬の大量供給をしたのは、交配を熟知した繁殖のプロでもなく、獣医師でもなく、愛犬家でもなく、金儲けしか頭にない「正しい繁殖の知識などないど素人の繁殖屋たち」。この無能、無知な繁殖屋たちが30年以上も繁殖をし続けました。

このようなお粗末な繁殖屋の行った劣悪な繁殖のせいで、ペットショップで売られた犬や猫が発症している遺伝子疾患を蔓延させたと断言できます。

ペット生体販売業の人間たちは知っている話です。しかし、一般消費者はひた隠しに隠されているので、全く知らない怖い事実です。

病気になる遺伝子をもっている犬たちや近親相姦で何年も何年も繁殖に使い続けたため、『日本は世界でも突出して犬の遺伝子疾患が多い』という記事があります。

もう一度書きます。 今日本に生きている飼い犬たちが患っている病気は遺伝子疾患で、世界でも突出するほどの数であると言っています。

(ソース:2015年5月30日 shippoの記事、”「売れる犬」ゆがんだ繁殖 遺伝性の病気、日本で突出“)

また、株式会社AHB(ペットショップ、PetPlus(ペットプラス)の親会社)は自社サイトで「遺伝子病について:我が国のペット産業は、少数の個体から近親交配による無計画な繁殖によって、疾患遺伝子を持つ個体が数多く生み出されている。」と公にしています。

規制の厳しい欧米では全く考えられない異常な状態なのです。イギリス、ドイツなどはかなりしっかりした「繁殖の法規」が整っています。

ペットショップやネットや訳の分からぬブリーダーや知り合いで生まれたなど、恐らく「ほぼ」と言っていいくらい、遺伝子疾患が発生する経路から子犬を入手していることでしょう。

かの有名な●ジ●も、オークションからの仕入れが7割で、延々と、日本一の販売数を誇って販売し続けましたからね。だから、世界でも突出する数になっています。

動物取扱業を取り締まる環境省の不作為

管轄の環境省にも責任はあります。

もう一度書きます。規制の厳しい欧米では全く考えられない異常な状態なのです。

イギリス、ドイツなどは、かなりしっかりした繁殖制限・知識取得義務の法規がありますが、日本の動物愛護法の中には繁殖回数の明確な規制もなければ、繁殖知識の取得の義務も一切ありません。野放し状態です。

▲劣悪な繁殖業者を、見て見ぬふりをしてのさばらせてきたこと。世界に例を見ないほど、遺伝子疾患の子犬、子猫が30年以上も販売され続けたこと。そんなこととは夢にも思わず、買い続けた一般消費者、つまり国民。

▲苦しむのは、犬たち自身、そして治療を支払うのは国民である飼い主。経済的負担と看護・世話の時間的、労働的負担および精神的負担。金が儲かり、笑うのはペット流通業者と獣医師のみ。

▲高額な医療費やいつ終わるかわからないお世話に嫌気が刺し、飼い犬をすてる。すて犬の一因は環境省にある!
間接的なすて犬の一因は、環境省の不作為にあるときっぱりと言えます。

▲不作為の時間が余りにも長すぎた。長すぎたから、世界でも突出する数になってしまった。すて犬の一因も作ってしまった。国民に対して不作為という重大な責任がある。

▲これは、規制の厳しい欧米では考えられない異常な状態。統計すらまともに残っていない。これが環境省。断罪されるべき!

時々、こんな数字ぐらいまとめておけよ!とサイト見ながら情けなくなる。あまりにもやってる行政が貧弱。先日、ビジネスフォーラムで、動物愛護法担当室の人が、担当正職員が7人、臨時職員が4人の11人で日本全国をみている、みきれないと正々堂々と言っていたけど、給料もらってるのでしょ、税金から。自分たちの不作為を人数のせいにする?人数が少なければ、上にかけあいまともな行政ができるように対処するのが筋だろうと、キレました。(心の中で。)

遺伝子疾患を知ろう

チェリーアイ 遺伝子疾患では、遺伝子疾患とは何か、株式会社AHBから引用します。

株式会社AHBが繁殖業者などから検査を依頼され、その時に遭遇する遺伝子疾患で、原因、症状、よく発症する犬種、治療法が書かれています。

読めば読むほど、怖くなります。

いとこがペットショップで購入した時、店員さんが「ダックスは後ろ脚が弱いですから、厚めのじゅうたんとか、敷いてあげてくださいね。」と言われたと言っていた。それがまさか遺伝子疾患のレッグ・ペルテスだったとは。そのダックスは歩行がびっこになってしまいました。白内障も患っていますし。これも同じく遺伝子疾患です。

忙しい人のために【】書きで、どんな病気かとかかりやすい犬種(好発犬種)を先に書きます。その後、じっくりサイトに移動して読んでみてください。(リンクは下に記載。)

あなたの飼い犬がどれかに該当していませんか?それは劣悪な繁殖で引き起こされた遺伝子疾患の可能性があります。

潜在精巣

【停留睾丸といえば、わかるかも。睾丸が片方、体内に留まっている状態。ガンになる確率が高い。全犬種、可能性あり。】

チェリーアイ

【目の裏にあるべき「第三眼瞼腺」が表に飛び出し炎症を起こし赤くなる。好発犬種:セントバーナード、ビーグル、アメリカンコッカースパニエル、ボストンテリア、プードル、ペキニーズなど】

若年性白内障

【生後1-2年で目の水晶体が白く濁り、視力低下、最悪は失明。好発犬種:ウエルッシュコーギペンプルーク、ウエストハイランドホワイトテリア、ゴールデンレトリーバー、パグ、プードル(トイ、ミニチュア、スタンダード)、パピヨン、フレンチブルドッグ、ミニチュアシュナウザー、ヨークシャーテリア、ラブラドールレトリバー】

先天性巨大食道症

【口から胃までの食道が巨大化し、食べてもすぐに嘔吐する。体重減少、嘔吐物による肺炎などで死に至ることも。好発犬種:アイリッシュセッター、ジャーマンシェパード、ミニチュアシュナウザー、ワイヤーへヤードフォックステリア】

門脈シャント

【門脈シャントは胎児の時のみ使い、産まれ出た後の血流は、肝臓経由の心臓となるが、それができず、門脈シャントを保持する。発育障害、重症は死に至る。好発犬種:シェルティ、ミニチュアシュナウザー、ヨークシャーテリア、シーズー、ラブラドールレトリーバーなど】

水頭症

【頭に水が溜まる。痴呆の疑い、しつけの覚えが悪い、ぼんやりや寝ている時間が多い、歩き方がおかしいなど。トレーニングしてもなかなか覚えない。好発犬種:ミニチュアダックスフンド、トイプードル ペキニーズ、チワワ、ポメラニアン、ヨークシャー・テリア、パグ マルチーズなどの小型犬種で短吻系に多く見られます。共通しているのは頭蓋骨が大きく骨の薄い犬種です。】

進行性網膜萎縮症

【網膜が萎縮して正常に働かなくなる。初期は夜に目が見えづらくなり、しだいに日中でも見えなくなって、やがて失明。好発犬種:ラブラドールレトリーバー、アイリッシュセッター、コリー、シェルティ、ダックス、プードルなど。】

免疫介在性貧血

【体内の免疫システムが、自己の赤血球を破壊して貧血を起こす。疲れやすい、運動を嫌う、すぐ息切れする、元気がないなどの症状や、多飲多尿、食欲低下、嘔吐、脈が速い、息が速いなど。知らずに放置すると死亡に至る。好発犬種:マルチーズ、プードル、シーズー、コッカースパニエル】

心室中隔欠損症

【心臓の左心室と右心室の間に生まれつき穴が開いている。小さい場合は問題なし。大きい場合は、運動したら疲れやすい、呼吸困難、繰り返す咳、運動を嫌がる、食欲不振・元気喪失。好発犬種:サモエド、ボクサー、ダックス、柴、ポメラニアン、シーズー、シェルティー、性別ではメスに多い。】

動脈管開存症

【動脈管は胎児の時のみ使い、産まれ出た後に閉じない事が原因で血液循環に問題を起こす。元気がない、食欲不振、すぐ疲れる、呼吸困難等を起こし、左心不全や突然死を起こしてしまう恐れもある。好発犬種:ミニチュアダックスフンド、コーギー、ポメラニアン、シェットランドシープドッグ、ヨークシャーテリア、マルチーズ】

僧帽弁閉鎖不全症

【老犬期の小型犬に多くみられる心臓病で、犬の心臓病の大多数を占める。別名、心臓弁膜症。僧帽弁が障害を起こす異常が原因。好発犬種:キャバリアキングチャールズスパニエル、マルチーズ、ヨークシャーテリア、シーズー、チワワ、プードル、ダックスフント、ミニチュアシュナウザー】

臍ヘルニア

【臍(へそから)内臓の一部(脂肪や内臓)が外へ飛び出してしまっている状態。先天性な形成不全によって起こる。好発犬種:シーズー、コリー、アメリカンコッカースパニエル、ビーグル、秋田犬、キャバリア、ペキニーズ】

鼠径ヘルニア

【足の付け根に穴が開いて、他の臓器が出てしまう。腸、膀胱の違いで症状も違う。好発犬種:ダックス、ミニチュアピンシャー、 チワワ、ポメラニアン、ウェスティなど】

レッグペルテス

【大腿骨頭への血行が阻害され、大腿骨の骨頭が壊死してしまう。多くは片足だけに起こりますが時に両足に起こることもある。小型犬種によく発症し、6から7か月齢の成長期に多く見られる。股関節周囲の関節痛や食欲の低下、股関節部分に触れられるのを嫌がるなど。好発犬種:トイプードル、ウエストハイランドホワイトテリア、ヨークシャーテリア、チワワ、ダックス、ミニチュアピンシャー】

パテラ

【膝蓋骨とは、一般に言われる[膝の皿]。小型犬では、生まれつきの異常で膝蓋骨が内側に外れやすいイ子が見られる。正常であれば、人の手で軽<膝の皿を押しても外れない。好発犬種:チワワ、トイプードル、パピヨン、ポメラニアン、ヨークシャーテリア、キャバリアキングチャールズスパニエル】

環軸椎亜脱臼

【先天的な骨の奇形、骨折、靭帯剥離などにより、首を触ると痛がる、少し症状が進行すると、体の知覚神経や四肢の麻痺が起こり、起立不能となる。発症は生後1年未満の小型犬種に多い。好発犬種:チワワ、トイプードル、ヨークシャーテリア、キャバリア、ポメラニアン、ミニチュアダックス】

 

「病気一覧」で飼い犬の遺伝子疾患を詳しく知る

若年性白内障 遺伝子疾患もっと詳しく知りたいという人のために、リンクを貼ります。病気一覧

上から順番にじっくり読むことをお勧めします。この内容は繁殖業者向けの内容ですが、ごく一般の人にも理解しやすいように書いてあります。

どの疾患も、交配する時はかなり慎重に、あるいは病気の予防ができないから交配はしないようにと記載があります。

予防のできない病気? それを蔓延させたのは日本のペット業界と不作為の環境省。

この重要で繊細なアドバイスをどこの誰が守るのでしょうか? 劣悪な繁殖業者が守りますか? この先、どうなるの?

病気一覧で、下記の詳しい情報がわかります。

潜在精巣
チェリーアイ
若年性白内障
先天性巨大食道症
門脈シャント
水頭症
進行性網膜萎縮症
免疫介在性貧血
心室中隔欠損症
動脈管開存症
僧帽弁閉鎖不全症
臍ヘルニア
鼠径ヘルニア
レッグペルテス
パテラ
環軸椎亜脱臼

遺伝子疾患で誰が泣くのか

ゼロにならない遺伝子疾患

よく、「犬種別よく罹る病気一覧」のようなサイトがある。

実は、正常な遺伝子だけを持っていれば、罹らないのです。もう一度書きます。正常な遺伝子のお父さん、お母さんから生まれた子犬は健康で、遺伝性疾患には絶対に罹りません。

「よく罹る」と表現されるほど、日常的に遺伝子疾患をもつ犬たちが日本中に存在しているという証拠。

今現在も、遺伝子疾患を持つ母犬と父犬が日本のどこかで繁殖を続けています。絶対にやってはいけない事態だと気づいている繁殖業者など皆無。

目先の金だけが目的だから、いくら動物愛護管理法で殺処分ゼロを実現しても、この遺伝子疾患の犬たちの存在はゼロにならないです。

すてられる遺伝子疾患の人気犬

人気のある犬種がすてられたり、保健所に持ち込まれたりするケースが多いです。上記遺伝子疾患を好発する犬種が捨てられている。ミニチュアダックスとか、キャバリエとか、ビーグルなど。

飼い犬の遺伝子疾患が判明して、治療費や通院や看護の負担に嫌気がさして、飼い主が捨てたり、持ち込んだりしているのは想像に難くないです。

人気があれば、近親相姦のリスクさえも無視して、繁殖屋が交配をし続けた可能性はおおいにある。今もある。その結果、人気犬の遺伝子疾患の蔓延という事態に陥っている。

今の大人気犬を知っていますか? 「真っ白のポメラニアン」とのこと。ギガピクピクとか言ってますよね。劣悪・悪徳繁殖屋、劣悪・悪徳ブリーダーは正しい交配なんて考慮せずに、金儲け優先ですから、十分にお気をつけあそばせ。

犬と暮らしたい人はよく考えるべき

現在において、ペットショップやネット、移動販売などで子犬を購入したら、いつ出るともしれない遺伝子疾患に犬と飼い主ともども怯えることになるわけです。

発症したら、莫大な医療費の支払と看護やお世話が待っています。

売ったペットショップは、数カ月しか生体の保障はしません。飼い主が困ろうが、金さえ儲かればいいわけなのです。

犬を飼いたいと考えている人は、この遺伝子疾患について現状をよく知り、飼うか飼わないか決めることをお勧めします。

病気で苦しみ辛い思いをしながら生きるのは、やはり犬たち。人間の金儲けに利用され、翻弄され続ける犬たちは被害者。ここでも被害者は犬たち。

遺伝子疾患をとめるために

遺伝子疾患を無くすためには? この事態をどう食い止めたらいいのか、どう動くのがよいか?

子犬、子猫の生体販売の中止しかない。避妊、去勢の義務化。(発症している子たちは、必ず。)何年もかけて、遺伝子疾患の遺伝子を排除するしかない。

オークションを開催している会社には遺伝子疾患の生体の発見は1000%無理だろう。ペットショップにもできない。その技術と能力は完全にない。

環境省が野放しにしている劣悪・悪徳繁殖屋、劣悪・悪徳ブリーダーが存在する限り、遺伝子疾患を持った子犬、子猫で埋め尽くされるという蔓延状態は、永遠に続く。そして、健康でまともな子犬は、永遠にこの世に生まれてこない。

更新:平成29年4月3日
記事作成:平成27年9月7日