ペットショップの悪行 その1 置き去りにされている繁殖犬猫問題と譲渡活動

 ペットショップは、今殺処分ゼロに協力するといって「譲渡活動」をしています。それは、本当に素晴らしいことで、どんどん活動をしていってください。
 

ペットショップは繁殖犬猫問題は完全無視

しかし一方で「繁殖犬猫」問題は、置き去りにされています。この「繁殖犬猫」問題は、ペットショップに非常に関係のある問題であるにも関わらず、ペットショップは完全に無視状態です。

なぜ、ペットショップは殺処分ゼロの為の譲渡活動はやるけれど、生体販売業の「環境の劣悪さや犬猫に対する非人道的な行為」を改善しようとしないのでしょうか?

ペットショップは、子犬子猫を大量に販売し続けています。大量に生体販売(子犬・子猫)を続けるということは、その親である繁殖犬、繁殖猫の問題をどんどん、どんどん増大させていることになります!

思いっきり、矛盾してませんか?

「こんな単純なことわからないの?バカじゃないの?」といつも心の中で叫んでおりますが、私見を申しますと、「ペットショップは、譲渡活動をして、表面上モラルのある行為をしているとみせて、裏で生体販売をし続け、金儲けをしながら、自分たちを正当化しようとしている」のではないでしょうか。つまり、譲渡活動は生体販売を続けるための「隠れ蓑」。

行政の打ち出した「殺処分ゼロ」の目標達成の為、民官協働の連携をさせられているということですか?もし、そうだったとしたら、「片手落ち」。究極の目標は「人と動物の共生」なはず。数字だけの殺処分ゼロでは、「共生」にはなりえない。表に出てこない繁殖犬猫の悲惨な死はどのようにするつもり?

改正動物愛護法が平成25年9月から施行されましたが、今現在も明らかに法律違反をする繁殖業者がのうのうとしている事実を考えると、法律にも置き去りにされている「繁殖犬猫」は行き場がないですね。

私はそう思います。ひねくれてますか?でも、毎日、レスキューされた繁殖犬猫たちの惨状を見聞きしているとそうなっちゃうんですよね。

本当に不思議な話です。

生体販売業とペットショップは、通常の感覚でいったら、「製造メーカーと販売ショップ」で、持ちつ持たれつの大事な関係ですよね。お互いの発展のためにお互いの悪いところを改善していく、これが普通ではないでしょうか?

「生体販売業の悪いところを改善する、それが先!それを先にやりなさい!そうすれば、殺処分の問題も繁殖犬猫の問題も一緒に解決するでしょう!」と常々思っています。それが全くない。意味不明。

ペットショップは親犬親猫の情報を絶対オープンにしない

ペットショップは、生体販売業の「環境の劣悪さや犬猫に対する非人道的な行為」を改善しないばかりか、消費者にひた隠しに隠しますよね。

ペットショップで子犬、子猫を購入する際、そのお父さんやお母さんの生活している写真や兄弟の写真を見せてもらったことがありますか?

ペットショップにくるまでの日常について、どのような環境で生活していたか教えてもらっていますか?あるいは生活している現地で説明を受けたことありますか?

100%無いですよね。全く知らないですよね。見たことも聞いたことも教えてもらったこともないでしょう。

購入する人は「かわいい子犬や子猫のお父さんやお母さんはとても良い暮らしをしていて、とても幸せで、その子供たちだ」と勝手に思い込んでいますよね。勝手に想像して、勝手に思い込んでいます。事実は全く違うんです。

ペットショップは、見せられないからひた隠しに隠しているのです。とってもじゃないけど、見せられるようなものではないからです。

繁殖犬猫たちの悲惨さを見たら、誰も購入しませんよ。購入してもらえなくなるとわかっているから、絶対に見せないのです。ここまでご理解いただけたでしょうか?

ペットショップの子犬子猫たちは、少なからず、遺伝子疾患を抱えています。外見上はわかりません。今発症しなくても、いつか発症します。

近親相姦なんて当たり前、疾患を持つ親同士の交配、劣悪な衛生環境で産まされ、栄養失調ぎみで授乳した子犬子猫たち。

パテラなどその典型的な遺伝子疾患です。グレード3,4になると手術代は30万円位でしょうか。飼い主が負担するんですよ。ペットショップではありません。

「老犬、病気犬、歩けない、おしめ、認知症、世話がいやですてる。」今このような飼い主が、嫌になる程、たくさんたくさんいます。毎日、日本中の保健所の収容犬情報を見てごらんなさい。

ペットショップの悪行です。
ペットショップの悪行ペットショップは子犬子猫を販売して金儲けしか頭にない。
ペットショップの悪行自分たちの売っている子犬、子猫の「親犬、親猫たちの目を覆うような惨状」を先に解決するべき!それをないがしろにするのは言語同断!
ペットショップの悪行命を販売する役割を担うペットショップはモラルは最上級であるべき。

ペットショップでの生体販売は断固反対です! 

それと、生体販売業は、廃業して、譲渡活動の手伝いをして生きていきなさい! 

それが誰にも知られず息絶えた何百万頭の繁殖犬猫たちへのせめてもの酬いになりますから。

作成日:平成28年1月6日